自社の製品やサービスを魅力的に伝えるカタログは、ブランドの顔とも言える重要な媒体です。
いざ作成するとなると、部数やページ数によって最適な印刷方法が異なり、どれを選べば良いか迷ってしまうことも少なくありません。
コストを抑えつつ、手に取った人が信頼感を抱くような高品質な仕上がりを実現するには、基本的な知識が必要です。
用途や予算に合わせて、納得のいくカタログを作るための印刷方法の選び方をご紹介します。
カタログの部数や用途に応じた印刷方式の選び方

大量印刷で高品質な仕上がりを実現するオフセット印刷
数千部、数万部といった大量のカタログを印刷する場合は、オフセット印刷が最も一般的です。
版を作成してインキを転写する方式で、写真の細部まで鮮明に再現でき、大量に刷るほど1部あたりのコストが劇的に下がるメリットがあります。
「印刷の鉄人」では、99%を自社内で生産しているため、大部数でも色のばらつきを抑えた高品質なカタログを安定してご提供可能です。
少部数や短納期での作成に適したオンデマンド印刷
「まずは100部だけ欲しい」「展示会に合わせて急ぎで作りたい」といった要望には、オンデマンド印刷が応えてくれます。
版を作らずにデジタルデータを直接出力するため、少部数でも割高にならずスピーディーな納品が可能です。
内容の修正が頻繁にある場合や、特定の顧客向けにパーソナライズしたカタログを作る際にも重宝されます。
在庫リスクを抑えるためのオンデマンド活用のメリット
大量に印刷して在庫を抱えることは、保管場所の確保や情報の陳腐化というリスクを伴います。
オンデマンド印刷を活用して必要な分だけ印刷すれば、無駄な廃棄を減らすことができます。
常に最新の情報を掲載したカタログを配布できる点は、変化の激しい業界において大きな強みとなります。
カタログのボリュームに適した製本方法の選択

ページ数が少ないカタログに向いている中綴じ製本
見開きの中央をホチキスで止める中綴じは、8ページから32ページ程度の比較的薄いカタログに適しています。
根本までしっかり開くことができるため、見開きいっぱいに写真を見せたいデザインに最適です。
構造がシンプルでコストも抑えやすいため、パンフレットに近い簡易的なカタログでよく採用されます。
厚みのあるカタログを丈夫に仕上げる無線綴じ製本
ページ数が多い重厚なカタログには、背表紙を糊で固める無線綴じが選ばれます。
数百ページに及ぶような情報量の多い冊子でもしっかりと束ねることができ、背表紙にタイトルを印刷できるため本棚に並べた際の見栄えも良くなります。
耐久性が高く、長期間参照される総合カタログなどに欠かせない製本方法です。
カタログの開きやすさと耐久性のバランスを考慮する
製本方法を選ぶ際は、読者がどのようにカタログを使用するかを想像することが大切です。
現場で開きっぱなしにして使うなら中綴じが便利ですし、デスクで辞書のように引くなら無線綴じが向いています。
見た目の美しさだけでなく、手に取った時のめくりやすさや、何度も開閉した際の壊れにくさを考慮して仕様を決定しましょう。
カタログの質感を高める用紙選びと加工のポイント

写真の再現性を重視するならコート紙やマット紙を選ぶ
製品の魅力を伝える上で、用紙の質感は視覚的な印象を左右します。
光沢のあるコート紙はインキの発色が良く、鮮やかな写真を掲載するカタログにぴったりです。
落ち着いた高級感を演出したい場合や文字の読みやすさを優先したい場合は、光沢を抑えたマット紙を選ぶとしっとりとした上品な仕上がりになります。
カタログの表紙にラミネート加工を施して耐久性を上げる
頻繁に手に取られるカタログは、表紙の擦れや汚れが目立ちやすいものです。
表面に薄いフィルムを貼るラミネート(PP)加工を施せば、耐久性が飛躍的に向上し、破れや水濡れにも強くなります。
グロスPPで輝きを出したり、マットPPで手触りを良くしたりと、視覚と触覚の両面から質感をコントロールできます。
めくりやすさを考慮して表紙と本文で紙の厚みを変える
カタログ全体の質感を高めるテクニックとして、表紙に本文よりも厚い紙を使用する方法があります。
表紙にしっかりとした厚みを持たせることで、冊子としての高級感が生まれ、本文のページが保護される効果もあります。
「印刷の鉄人」では、用紙の種類や厚さもバリエーション豊富に取り揃えており、用途に合わせた最適な組み合わせが可能です。
まとめ

カタログの印刷方法を選ぶ際は、部数に応じた印刷方式と、ページ数に見合った製本方法を組み合わせることが成功の鍵です。
「印刷の鉄人」は、印刷データを作成できる皆様の強い味方です。24時間入稿を受け付けているほか、印刷のプロによるサポート体制も万全です。
オフセットとオンデマンドの使い分け、さらに用紙や加工にこだわることで、ブランド価値を高める最高の一冊を形にしてください。